ベヒーモス
opus

罪深い僕は
心臓から血を流し
その養分で彼、彼女らを
育てる事とした

口の中の牙は
何のためにあるのか
この鋭い爪は
何のためにあるのか
君らを殺し、
食べるためだ
そうなってしまうだろう

身体が足りるのなら
僕はそれでいい
風に許されるのであれば
それでいい
それでよかった

恨むよ
高慢かい?

美味しくいただいてくれ
それで僕は
初めていける


自由詩 ベヒーモス Copyright opus 2013-11-17 16:04:44
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