君へ
文字綴り屋 ひじり

ねぇ開いてみせてよ 
君が手でぎっちりと握っているものを 
それは君の『夢』なんだろう 
本当は飴玉のように甘く休息を感じさせるものなのに 
そんな風にギュッと握り続けていたら 
とても固くなってしまうよ 
さあ怖くないから 
奪わないから 

そっと手を開いてごらん 


自由詩 君へ Copyright 文字綴り屋 ひじり 2013-08-21 21:21:36
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