ONE WAY
ヒヤシンス
この線路を真直ぐ歩いてゆけば僕らの夢に辿りつけるのだろう。
灼熱の太陽も、吹き付ける砂塵も、もはや僕らの敵ではなく、
熱く燃え上がる僕らの前には一本の道があるだけだ。
先人たちの偉大さをその足元にしっかりと踏みしめながら。
一度限りの挑戦だ。失敗は許されない。
でも失敗なんて糞くらえだ。
もし天に神というものが存在するのなら、
失敗を怖れる奴よりも後悔する奴の方をお叱りになるだろう。
線路は真直ぐ伸びている。この道を行けばきっと見つかる。
僕らみんなが幸せに過ごせる憧れの場所が。
突然の嵐に道を見失うこともあるかもしれない。
心の誘惑に負けて道を外れてゆく者もいるかもしれない。
でも道は一つしかないんだ。その腕を伸ばせよ。
一度限りのカーニバルだ。何も怖れる事じゃない。
失敗なんて糞くらえだ。
君が伸ばした腕はみんなで支える、そして再び歩き出そう。
約束しよう。僕はみんなを愛している。
一度限り、一度限りなんだ。
僕が求めるより強くみんなは求めているかもしれない。
誰だって、過去に泣くより未来の笑顔を求めるだろう?
一度限り、たった一度限りなんだ。
悲しみを乗り越えてこの道を行こう。みんな一緒に。
みんな僕の大切な仲間だ。
一度限りの大冒険さ。僕はみんなを愛しているんだ。