回帰
こしごえ
白く反射する月を
見つめていると
見えない血がにじんで来る
無言はしたしい
いつかのさようならが
ふたたびあいさつをしている
忘れていたことを
思い出す
自由詩
回帰
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こしごえ
2013-07-14 19:28:05
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