星斬侍
朝焼彩茜色

星の形なんて何型かほんとうのところ 手のひらかざして 模れない
五感が星の刺客たちを招いたんだ 悪者なんていないとね

六感が足を洗わせたんだ 悪は飽くなき最良へ招かれる きっと
悪の巣の絡まりは もがき酷使神経経由弛まぬ魂へ 
悪の素を 諸刃の二刀流で脇差し要らずに 煎るんだよ 
呑めよ 解毒薬

正義の星に成るのなら 血清を掴みに悪をもって悪を靡かせるように
だから 刺客たちを招いたんだろう 表裏一体の実話の実をもいで

 優しい星に成るのなら 牙の一つや二つや三つ身になるまで
 泣いては
 いけないよ

  強かな星に成るのなら 能も美貌も あんたのモノではなくなるほど
  簡単に手放す
  覚悟がいるよ

   
   悪が一番の被害者だ タブーを犯す覚悟は覚醒しそうかい
   
   あんたはつまらなく ちっぽけで 途方に紅なく 一宇宙星の一部だ

   これからが絶対地平線を斬ってゆく

   諸刃の二刀流で脇差し要らずに 

   サヤは優しさの形見

さてと 刺客を導きに引くよ 絶対地平線を

飽くなき正義の星になるから 


自由詩 星斬侍 Copyright 朝焼彩茜色 2013-07-11 22:03:04
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