梅雨時のブルース
黒髪

自らの表現にもどかしさ、違和感を感じる人達の
心を歌うブルース
猫も犬も蹴っ飛ばせ
俺はずっと我慢してきた
誰をも幸せにしない孤独さから
誰もが幸せになる方法を抽出できるかも?
空は泣く
雷鳴で叫ぶ
6月の梅雨でもあじさいもかたつむりもいない
傷つくくらいなら最初から考えないほうがマシ
それでも傷作りながら淡い現実を生きている
自らを表現したくて心の悲しみを感じる人達の歌う
とても優しい形になったブルース


自由詩 梅雨時のブルース Copyright 黒髪 2013-06-19 14:57:54
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