69
青園ルカ

昨日が終わり
君はパイプオルガンの鍵盤のように
その時代を弾いてるんだね
でもさ
四角いプールが水をこぼすほどの
雨が降らない
だから、あたし聴いてるよ
カート・コバーンみたいに打ち抜けない魂の
ただの容れものみたいにさ


自由詩 69 Copyright 青園ルカ 2013-06-10 03:03:20
notebook Home 戻る