僕をいかしてきたものたちへ
梅昆布茶

僕はたぶん君の代わりに生きているんだ
体や心が多少違ったってかつて君は僕で僕は君だったんだもの
僕は君のすべては知らなかった君も僕のすべては知らないだろう
でもいいんだそういう緩い連関でみんな生きている

僕の感謝はもともと君から教わったもの
君の笑顔が語ってくれたものだ
それは大地と空が教えてくれたもの
大地は感謝でできているなんて知らなかったんだ

時間論は様々にあるが僕は君との時間は今もね続いていると思っているんだ
時間は線分上の単位で客観表現されるが僕と君の時間は僕の内的宝なのだよ
物事は変化する誰も止められないできる事はそれを
スナップ写真でもいい自分のこころにピンナップする

生と死その境界は薄い遠い声遠い部屋でもね君はすぐ近くにいつもいるさ
僕達の記憶の涙腺は緩いがそれでいいと思うんだ
生と死は薄紙もうじきそちらにゆくさ待っててくれ
失う事は辛いがもともとないよりはよっぽど幸福なんだなって

いろいろ思ったんだが最終的には言葉を信じています
だからねだらだらでも書いている



自由詩 僕をいかしてきたものたちへ Copyright 梅昆布茶 2013-05-25 11:16:52
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