たいよう
nomica

悲しい話ばかりする君、こんにちは
あの朝は、原っぱの真ん中で、
ころりと転がる君の横に座っていた、
てらてら包む太陽のひかりのなかで
きみは、とてもとてもかなしい話を
笑いながら並べていくの
ひ、ふ、み、、、
だんだん私は泣きそうなのに、
面白おかしく並べていくの
よ、いつ、む、、、

太陽が、冬なのにせなかであついのです、
どうにかして、ここから
飛び出したいのです、

なのにいつのまにやら、
冬のコタツのように、
ここから立つきもちがうすれていって、
てらてら包む太陽のひかりのしたで

ちいさくなって、にこにこ、
はなすあなたの様子を、私は見ていたのです
数え方も、忘れたから


自由詩 たいよう Copyright nomica 2004-12-30 01:46:51
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