告げた
かんな
香りに促されてあるく
森の中のふわりとした陽射しに
ゆったりと眠り込むように君の傍ら
まつげが少しじゃまなくらい長くて
見つめることのできる時間は
照れくささと半分こするとちょうどいい
葉の一枚一枚がしずくを持って
いのちの尊さを示している曇り空の下
このきもちが一番きれいなのです、と君に
自由詩
告げた
Copyright
かんな
2013-05-01 18:46:36