書く
三田九郎

書く 書く 書く 書く

なんであれ実際に書いている人を尊敬する

書くという行為を実践している人に畏敬の念を抱く

難しいとか意味不明とか 簡単すぎるとか下らないとか

あるいは軽薄な感じの賞賛とか社交辞令的共感とか

そういうものが満ち満ちているこんな世の中

それはきっといつだってそういうもの

なのに だからこそ どっちでもいいけど

世の中の雑音を切り離して 無視して

無視できないから一喜一憂して 傷ついて

いろんな感情引っさげて

書く 書く また書く 書いている

書く君は美しい

生きている そのままの姿

僕も書くよ

どうだとしても

書くしかない 書くしか


自由詩 書く Copyright 三田九郎 2013-03-01 22:19:48
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