イカのように生きたい
番田 


もうろうとしている
外を回るにも力も無く
コーヒーを飲んだスタバの中には
めぼしい女の子はいなかった
木々の数を数えながら歩いた
コンビニでは手数料が取られる
僕のカード契約
おじさんはABCマートのビニール
ダサい靴は買いたくはない
大きな声を出して
美容室のチラシを配る学生とともに
若さをだんだん失っていく
腹の減る寒い日には
猫のように巣に籠もりたい心の中
今日も女子の思いに溺れ
床につく夜




自由詩 イカのように生きたい Copyright 番田  2013-02-07 01:39:36
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