水心
まーつん
人の心は水に似て
器に合わせて形を変える
だけど時には凍りつき
器の方を壊してしまう
水は低きに流れるが
それは惰性の気楽さで
時に情熱の火に触れて
風に吹かれて旅に出る
空を駆け巡る雲となり
千切れては結ぶ絆となり
下界を覗く
天心
(
あまごころ
)
の
涙に代わる 雨となる
自由詩
水心
Copyright
まーつん
2013-01-28 15:26:08