秘蜜
朝焼彩茜色

浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの

貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響

ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線

涙で滲んでも 掴めなければ入って来れない

 一つ 罠はない

人種一種 皮膚の色 その足
足首に 唯一のIDつけて 何を巻き起こすの

貴女がレンズの無玄の枠のステージでアンスージアム

編まれた黒髪 つぶらなブレイズの束 加速をほどいた地の流れ
瞳の落とし穴に隠した秘密

見つけても 掴めなければ意味が形になれない

 一つ 嘘はない


自由詩 秘蜜 Copyright 朝焼彩茜色 2013-01-18 15:54:54
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