あらわせれない者
狩心

おまえ達が前人未到の世界だ
お前たちの体が

役場に屑を捨てる
人生の屑だ あきらめて絶望した
そんな若かりし頃だったと 未来
振り返る、 ニオイのきつくなった口の中

禁断の署名 1億5000万枚集まって、
多重人格が一つの、天下に
統一する 教会、

幸福を 科学で!
飼われていた犬猫の名の
ペットたちはベットになり解脱していく
川の流れで溺れて 山を登る、

映像が浮かぶ、つまり
空間と時間が見える、 そんな文字の整列など、
彼ら彼女ら
つまり文字たちそのものが言うには、
文字は世界に縛られないし、
世界がなくとも文字は存在する事ができる、
と、 死んだ祖父母の例は深くお辞儀して、
流れる太陽で育む、「吠えろ」登りを、
斜面を撫でて、ケイキを食べる、

弔うものは
弔った、
愛するものは
愛した、
過去の、前進する 全身−多人数で大縄跳びをしている
多大なセイ的な損が愛の喪と
フクし、シセツに、抜け殻 を 飾り奉ろう

お前たちの
おまえ達が神だ

冬は寒くなく、白も黒も希望も絶望もいにかいさない、
かえすことができないおまえたちのからだ
既知のヘンカンを要求している−

「 力だ 」 国と国の 分かりあえない 別々の辞書の
手を引いたり、足したりして、
敬礼しながら、痙攣している、
しかしそれが練習。修練、事の愛情。修羅ごと。

地獄の耳をあるいている
肉感の強いミチ
ハンバーグが作りたくなる、
肉感の強いミチ
もてあそぶには足りない、文字だけのセイ的り 快感
セイセイ ドウドウと 修羅ごと。
馬とヘリが合わさった カレーライスにまたがって 爆散し
我ら一滴のしずくに
永遠 無限の砂漠を垂らす、

口の中がジャリジャリになる


自由詩 あらわせれない者 Copyright 狩心 2012-12-13 13:50:07
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