出会う
はるな


あれから
いくつかの詩を書いた
ふたりとも
無言で

色にも
光にも
夜にも かまわずに

いくつかの詩をかいた

鳥が飛ぶのにも
種が蒔かれるのにも
気づかないで

それから
さらにいくつかの詩を書いて

顔をあげたとき
お互い
やっと出会えたと感じながら
あなたが
誰だかわからない



自由詩 出会う Copyright はるな 2012-11-21 23:31:42
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