あおば

            121027


空中に凧が・・、
小刻みに揺れている
糸を引く男の背がくの字になっているのが可笑しいと

哀しみを糸に託して天井に張り付くように降りようとしない君の背中が丸くなっていて
思わずハエタタキで叩きたくなるが
テレビから聞こえる腹の据わった声音に負けまいと頑張っているのかも知れないね


自由詩Copyright あおば 2012-10-27 23:24:38
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