ドクダミ五十号




荒れ果てを 摘芯すれば 我在りと 一語苺の 花言葉咲く

我が庭の 季節外れの 花々よ 主も咲けよと 無理を言うなよ

寂しさは 活けもされずの 花器ひとつ 生かされたしと 活けの相克

摘み集め 葉でも茎でも 詰め込めや 薄荷の匂い 詰めて枕に

歩むには ちょいとごめんと 言う足が 草葉踏む度 訳を作るか


短歌Copyright ドクダミ五十号 2012-10-22 02:37:41
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