星は流れない
ぎへいじ


よってたかっての虫達が少なくなった頃を見計らって甘い香りを遠慮もなく振り撒いて
誰を誘惑しているのか
ずるい金木犀だ

俺だって 夏からつきまとわれて 迷惑している女の子達がいて

今日も欲しいよ 好きよと近寄って来られない様に

蚊取り線香に火をつけて 風下にいるんだ。


俺は匂いなんかで勝負はしない

この熱い血で勝負してんだモテルんだよ 俺だって



やめた
書いているだけで 寂しくなって来た。

飲み過ぎだ


今日は ちゃんと用意して来ました。




燃え尽きるな
燃え尽きるな
燃え尽きるな



燃え尽きるな 俺

一回、多かったか


星は流れない





自由詩 星は流れない Copyright ぎへいじ 2012-10-10 22:41:25
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