永遠
吉岡ペペロ

虫の鳴き声がする

星が動くように見える

夜の高くを

何処かのひかりを

吸った雲が流れていた


別れ話のそのあとには

永遠のふりをした

永遠でないものが

時間を告げ忘れていた


虫の鳴き声がする

星が動くように見える

夜の高くを

何処かのひかりを

吸った雲が流れていた









自由詩 永遠 Copyright 吉岡ペペロ 2012-09-24 01:27:12
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