わたしはスルメ
藤鈴呼

気分は ほかほか 
やっぱり雪は のんのこな 

あたたまるため 
ほかほか ごはんも 必要ヨ


偶然か 必然的か 分からずに
君と再会 バーグ夕刻


ポイントデーで 買い溜めした 10キロの米を
カートいっぱいに乗せた あなた

持ち上げる時 引っ掛かって
米が飛び出すと 嫌だからと

袋に詰め込もうとしていたので 手を差し出し
米を入れようとする私

重たいから私が入れるから
ビニール袋を開けてくれ と 
目の前に 差し出されました

まさか 唾つけて開く訳にも行かず 
四苦八苦の挙句

私には無理だと 袋を突き返した時の一言

「アンタ、なに乾いた女に なっちゃってんのよ!!」

か、か、乾いてまんがな〜!
あたしゃ スルメかっ!!

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°


自由詩 わたしはスルメ Copyright 藤鈴呼 2012-08-29 18:52:49
notebook Home 戻る