抜群
あおば

                   120823


ふと考えた
藪から棒に驚いたのさ
藪から小綬鶏が走り出し
頭上高く飛んでったのさ
突然のこと
驚かしたのは当方の無頓着な歩行
抜群の記憶力を活かし
空を飛び回る子供たちも
金色の雫となって消えていったような気がしたさ
肝腎なときにはいつも姿を隠す卑怯者と罵られていたとは・・


自由詩 抜群 Copyright あおば 2012-08-23 09:40:22
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