娼婦
はるな


ノックを待たずに
こちらからドアーを開ける

いつも
だれか にとっての だれか のかわり

ドアーが開いて閉じ
もういちど開いて閉じるまで

種火がはげしくなり
さかい目をもやしてゆくさまを
たのしく見ていた



自由詩 娼婦 Copyright はるな 2012-08-11 19:21:28
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