禁煙
乱太郎

瓢箪から駒みたいな約束
吐いて
はしゃいでみたものの
閻魔様にも負けず劣らず
舌抜いて
いっそのこと
こっそり禁○の看板
燃やしてしまおうかと取り出して

マッチ棒擦って
暖めてくれたのは
童話の中のアンデルセン
小さな灯り
手のひらに包まれ
夢気分

明日が有るさ
開き直りと諦めと
がっかりしてみた振り
そうだね
明日が有るさ
禁○
なにも今でなくても
明日あたり 破りましょうか
それまで
ちょっとの辛抱


自由詩 禁煙 Copyright 乱太郎 2012-08-06 18:02:47
notebook Home 戻る