クィック・ライフ
信天翁

そういえば二十数年も前のことだったかなぁ

三輪車に夢中だった孫の
   遊び相手をしながら
公園の勾配がある芝生の上に腰をおろし
それは それは 楽しいひととき と
   ためらはずにおもったのは・・・

それが なんと あかぎれた表紙の自分史たるや
     騒がしい終着駅の忘れ物棚に放置され
          黴臭い赤銅色へ変色してる
                    とは


自由詩 クィック・ライフ Copyright 信天翁 2012-08-03 20:33:39
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