廃」「廃棄物
アラガイs


うつが季節に負けそう
刺激を感じないのがカルチャーショック
昨日使わなれなかったモノに
何度トライしてもできなかったから
きれいに捨てるのってつれない
思うからできないのなら
「ロスト」なくしたって思えばいいのにね 。

脱がされてむかし彼氏に言われたわ
うん、いつまでもやらないのはいつまでもできない証拠だよって
立ち止まる雲を眺め続けたのよ
わたしは弓浜よりも遠くのわたしを望んだけれど掴めない
あなたはいつのまにか蜃気楼のように去っていった
時々なんでもないような模様に惹かれては
本物じゃない素敵な笑顔と見間違えてしまう
売り言葉に買い言葉
それならばと、また溜め込んでしまう未練がましさ
擦りきれそうなテープでマイケルを聴いてるから
よくわかるのよ

屋根裏から眺めてみるわたしに必要なもの
布切れが散らかれば不燃物はからだから離れない
あなたもいない
だから
一日ひとつづつを捨てる
毎日記憶の中に捨てる
誰かが言ってたけど
明日も使わないモノって
振り返ってばかりな記念品
それだけで充分なのにさ
エラーの写し
そろそろ見極めないと
昨日考えてたメモ帳に
またわたしが逆戻りね
なのにいつのまにかいつまでも
持たされてばかりじゃ、つまらないから
今日を空にして、どっちにしても、、捨てる 。









自由詩 廃」「廃棄物 Copyright アラガイs 2012-07-18 02:37:40
notebook Home 戻る  過去 未来