四条烏丸から








大丸デパートへ向かって











大丸を越えてまだ行くと










右に藤井大丸が出てくる














マクドのあるこの辻を下ると












やがて寺が左手に表れ













玄関の前の大きな石碑に












『天野屋利兵衛は、漢でござる。』




と、うがってある。


















常々、昔から












その横を通るたびに












僕はこの石の何だか秀逸なドラマを内包しているとおぼしきフレーズに心をつかまれつつも



















そこは若気で





特に調べずに


















その時は四条河原町下がるの人材派遣会社に勤めていた







































こないだ鴨川ホルモーを読んだら、その舞台背景に何か泣かされてしまって


















そうして
こうして





件の石碑を思い出してるんす












最後の『る』の窪みにはいつも撒かれた水がキラキラと朝の陽に光っていた























ガシガシャといっつも世話しなく午前六時からのＣ番へと向かう僕でした













天野屋利兵衛は、漢でござる。

































十年も経ってようやく









今さっき
























ウィキぺで調べたよ






































遅いよなー

致命的に








君も逃げる訳だ