別世界の父へ
朧月

父の日が
なにごともなく過ぎていった

大きな肉も
豪勢なおさしみも
激励感謝のラベルのお酒も
関係のない私の昨日

ふと
私の父があわれになった
今どこにいるのかわからない父が

ま 幸せかもしれないし


父も想っているだろうか
想っていてほしい 
そんな気がする昨日の今日


自由詩 別世界の父へ Copyright 朧月 2012-06-18 21:51:36
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