アカと青
Wasabi

サンタ(さん?)の存在とか
信じた思い出とか無いジブン
可哀想かな
─どちらが


赤子のまま 父親に抱っこされ
写っている私
胸には「○○をやめろ!」
と書かれたゼッケン
─だからってお金なんか貰えないよ


小学生のころピースサインで笑顔な写真、
もまた デモ行進のひとコマ


─やがて思想を教育されて感じる違和


正しいことをしているならば


 なぜ 嫌われなければならない
 なぜ 警察に捕まる
 なぜ 給料を減額される
 なぜ 会社で差別をうける
 なぜ 仕事をもらえない
 なぜ 職場で殴る蹴るを受けなければならない
 なぜ 父母の言う真実をとなりの人もだれも言わない
 なぜ わたしは疑問に感じなければならない


ずっと 答えがほしかった

本当の仕組みってどうなっている
見極めるチカラは持ッテイル


箪笥のうえの 棚の上のホコリも
先に掃除をしなければ床の上にはいくらでも積もってゆく

いくら先に床を掃いても
上から舞い落ちて来てはまた同じこと



用意されたイメージ通りに受け止めて
変化を恐れる人

自由で高らかなそうぞうりょくを
抑えるひと
失うひと


今ある既存のルーティーンとは
違う世界
─そこにも 陰やマイナスや問題はある


それでも!


思い込みに囚われて 泣いて悩んでみえてきた宝を
主張したい


ナンカ違う、ミセカケの今感(いまかん)から
しっくりと安心できる 居心地の良い未来をもとめたい








自由詩 アカと青 Copyright Wasabi  2012-05-06 21:25:52
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