人生に住む
藤鈴呼

自分自身が 何かを 不満に 思った瞬間は 
不満を感じた 相手に対して 

もっと 他人の気持ちを 考えてみてよ 
なんて 思うけれど 

逆の時には 気付かぬ 鈍感な 私が 
確かに 存在 するんだろうなぁ と 思うと 
ハッとする 

死ぬ瞬間に 
やり遺したことが 全くない人生なんて 
有り得ない と 聞いて 

そうなのかもなぁ 
そう ぼんやりと思う 

ならば 少しでも 
遣り残したコトが 少なくて済むような 
人生に 住みたいな

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自由詩 人生に住む Copyright 藤鈴呼 2012-05-05 12:25:33
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