はなれる
ピッピ





こんな日は自分以外の誰彼の必要性を問うたりしない


遠い日の約束 あれが最後だと分かってたなら守っていたよ


東から西から差し込む宵闇が君をさらってさよならもせず


嘘という言葉の嘘を気付かないまま大人になれたらよかった


みんな目を離した隙にどこかへといってしまってもう戻らない


さよならの数だけ一歩 さよならを言わなくなった日からさよなら


ぜんまいを巻いても巻いても進まないロボットみたいな恋だったよね


フィジカルな夢を見たろう世界中爆破されてく正夢だろう


昨日から明日への旅 そのあわい何があったっけ?消えてなくなれ



短歌 はなれる Copyright ピッピ 2004-12-06 02:21:47
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