ノート(49Y.4・10)
木立 悟
路傍に苔むす王たる剣が
背とはらわたの国に敗れ去るとき
わたしはまつりごとを酸に溶かし
永遠に厠で廻っていよう
曇うがつ陽の行方を確かめぬまま
春が生む負を見届けぬまま
自由詩
ノート(49Y.4・10)
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木立 悟
2012-04-12 20:04:17
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