予兆
高原漣
白虹
(
はっこう
)
日を貫く木曜日
燕が低く飛んだ。
古井戸のような女、ひとり
蒸し暑い道路を歩いていった。
宛名のない黒服を着て
自由詩
予兆
Copyright
高原漣
2012-03-17 23:30:47