旨い酒
yamadahifumi

何もかもを失った
夕べの酒ほど旨いものはない
その日、月は煌々と輝き
僕の酒に反射する
何もかもを失った
夕べの酒ほど旨いものはない
サラリーマンが傍らを通り過ぎていく中で
僕は一人旨い酒を嗜んでいる


自由詩 旨い酒 Copyright yamadahifumi 2012-03-15 18:18:13
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