どんなに大きい雨の粒が
TAT



















どんなに大きい雨の粒が頬を打とうとも
























『どんだけ〜?』って爆笑しながらゴルゴタに十字架や吉野タイガーの石膏ボードを運んでゆけ






















切った張ったの赤穂浪士じゃあるまいし












クローズゼロですみたいなガチャガチャは















もういいだろう

















どんなに吹こうがコートには襟があり












どれだけ啼こうがゴールでは死があたたかな暖炉に薪をくべている
























































それだけは約束されている筈だから




















なら歩こうぜ




















てくてくと


























歩いてゆこう































死んでなかったジュンスカみたいにな
















































どのみちやるなら


















開き直って爆笑しながら片した方が鶉の頭どももお前に一目置いてくれるぜきっと













































どんなに大きい雨の粒が頬を打とうとも































我が国で降りだした雨がやまなんだ事はまだ一度もござんせん
























倒したグラスは










モッキンポット師が













きっと片付けてくれるさ

















































そんな訳で雨













じゃんじゃん降っていいぞ














自由詩 どんなに大きい雨の粒が Copyright TAT 2012-02-22 21:26:04
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