【 デジャ・ヴ 】
泡沫恋歌

水溜りに映った 贋物の太陽
掌を伸ばせば 掴めると思った空色の毛布
わたしのHPはどんどん下がってく
生温い脱力感で 目を瞑る

極楽鳥の歌 極彩色の夢 
オルゴールのネジを巻いたら 
それが合図 ふたりの心は奏で合う
リズムはアダージョ ゆるやかに繊細に

溺れた愛の深さに 心が溶けていく
それは甘いキスで 目覚めた昼下がり
あなたの胸でみた白昼夢
デジャ・ヴ反復するロンド






自由詩 【 デジャ・ヴ 】 Copyright 泡沫恋歌 2012-01-29 10:04:39
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