君に出会った日
ジュリエット



胸が狭くなるような感覚と共に君はやってきた
その声と笑顔で僕は壊れそうで
何を話したらいいのかわからないまま
時間だけがただただ過ぎていった

会話もないままぐるぐると歩き回って…
それでも君といるとなんだか気持ちがあったかくて
楽しかったんだ

背の高い君の
広い背中を眺めているだけでうれしいような切ないような不思議な感情
こんなのははじめてだった

その手に触れてみたくて
何度か手を伸ばして
引っ込めて…
手に触れることができなくて
もどかしさから掴んだ袖
一瞬驚いたような顔を見せた君が
笑ってしまいたいくらい愛しくて

君を
もっともっと好きになった1日
忘れられない1日
もう一度会おうって
次は絶対手を繋ごうって決めた
あの驚いた顔をもう一度見たいから
驚いた後のあったかいほほえみが見たいから

君が一番大好きだから
もう一度
会いたい…!




自由詩 君に出会った日 Copyright ジュリエット 2012-01-17 18:04:33
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