ZipRock
梅昆布茶

drumの最後の一撃が吸い込まれてゆく夜明けに

トラックを転がしている

この時間の国道は意外に詩的だ


ベックのクールミントな響きにふさわしいあさだ

世界はguitarの一弦から六弦の間に存在しているのかもしれないな


歌のない世界ってちょっと澄み切って気持ちよさげだ

高速のランプに赤いテールが流れるように呑み込まれてゆく


やがてスカイツリーを横目に見ながら湾岸線をひた走る

ポルシェやベーエムが優雅に追い越してゆく東京湾は白く光る


どこか時間と世界をcontrolしているパネルの前で

アメリカの無人爆撃機のようにほくそ笑んでる奴がいるのかもなんて

突然思ってしまうのだ


でもbluewindと地球は素敵なコラボでこのあさをつくってゆくのだな

ぼくはとりあえずそれにのることに決めた


もう千葉の港は近い

3tonのあさはいつもこんな感じなのだにゃ〜

こら

突然猫化するんじゃね〜し





自由詩 ZipRock Copyright 梅昆布茶 2011-12-20 07:50:18
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