自分からした自分
短角牛

ぼくの、僕の捉え方

びっくりするほど悲しくて

なにをしても零になる

自分を思うと泣けてくる

こんな自分になにができる


それでも自信を持てという

見えぬ伸び代にすがれという

人はそうして生きるという

たまには逃げてもいいという

だけどいつかはたちあがれ

そうして戦い続けろと


敵は本当に自分ですか

敵は自分の心ですか

あなたなんじゃないですか



びっくりするほど悲しい夜に

びっくりするほど不安な夜に

びっくりしない 淋しい自分

心が霜焼けしているような。


自由詩 自分からした自分 Copyright 短角牛 2011-12-12 22:16:20
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