りり

もう
ゆっくり
静かに

時を
過ごそうと
いたの


何故

何故


風が吹き
木々が揺れ
水面が


波打つの


何故

何故


一滴の
言葉を
落として


波紋を
描くの


もう
枯れていたいのに
もう
揺られたくないのに


何故


一滴の
言葉を
落とすの


自由詩Copyright りり 2011-12-12 20:22:09
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