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菜穂

歩む先は 光に満ちているのかい?
今よりも 温かな道だろうか?

ひび割れた大地も 
うまく渡れるようになっただろうか?

揺らぐ足元は 飛び越えていこう
凍える風も 光射せば溶けるだろう

耳を澄ませば 葉の囁き
木々の歌 
吸い込む空気は 花の吐息

木漏れ日が空を映す
記憶を奏でながら
今までも これからも
歴史はまだ始まったばかり
気づいた時が スタートだから


自由詩 Start Copyright 菜穂 2011-11-24 19:54:43
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