余韻
夏川ゆう

鍋囲みワンランク上の肉使う味の余韻が微笑みを生む

夕闇に隠した恋は色褪せる一番星に発見される

セピア色した街並みが走り出す古き良き日は幻になる

艶のあるもぎたてトマトにかぶりつく夕暮れの街熟れすぎトマト


短歌 余韻 Copyright 夏川ゆう 2011-11-20 11:05:44
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