孤独なランナー。jackson brownによせて
梅昆布茶
何も無い誰もいない音も光りも
白い道がただ続いているだけ
何時からこの世界にいるのだろう
遠い昔のような気もするし
君の声が聴こえなくなって幾度か宇宙は生まれ変わったから
ぼくもちょと新しくなったよ
昨日隣の星が爆発していなくなってしまったけれど
僕は生命という何かの代替物を借りて生きている
狂気は美しい花嫁
愛は酸っぱい林檎
つながりの無い文脈の中で立ち尽くすのは誰
果てしない物語を読み解くのは魂
遠い夏のにおいを
なつかしいぬくもりのなごりを
いま秋の空へ解き放って
自由詩
孤独なランナー。jackson brownによせて
Copyright
梅昆布茶
2011-11-03 08:40:12