まつりのあと
春日線香
百万の蛙と同じ数だけの忍者がいると思えば楽しい
この夜の全ての書肆の灯りをも狂って吹き消す風のいじわる
大輪のひまわり折れているばかりこの世の息をあの世でも吸え
舞殿で無心におどる鬼の群 祭が果てたら車で帰る
短歌
まつりのあと
Copyright
春日線香
2011-10-16 18:22:32