まどろみの中で
森の猫
まどろみの中で
あなたの体温を感じる
猫みたいに
ちょっと足先を
太ももの間に触れる
気がつくと
あなたの脚に足先は絡んでいた
胸に置かれた
右手には
あなたの左手が
そっと重ねられている
文庫本を片手に
朝日にあたり
リラックスしている横顔
あたしは
ふっと しあわせにあふれ
また 夢の世界に
帰ってゆく
自由詩
まどろみの中で
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森の猫
2011-10-02 05:32:29