あかるい夜の かなしい部分
はるな


あかるい夜の
かなしい部分が
ループする
いのりは届かず
夜はいよいよ
のびきって

かわいた言葉が
なげ出されるころ
しらじらしい
いたみが
部屋の明暗を
分けていく



自由詩 あかるい夜の かなしい部分 Copyright はるな 2011-09-29 02:09:13
notebook Home 戻る