96
吉岡ペペロ
かぎりある人生に
なにかひとつでも情熱や永遠の痕跡を
残してやらなきゃ
後進たちに
情熱や永遠といったものの存在を
信じさせてやらなきゃ
傷つけあい困らせあい
疲れさせあうくらいなら
いっそのこと
無関心になればいいのだ
でも
あれだけ仲良しだったふたりが
まったく接点のない人生を歩いてゆけるのか
かぎりある人生に
なにかひとつでも情熱や永遠の痕跡を
残してやらなきゃ
後進たちに
情熱や永遠といったものの存在を
信じさせてやらなきゃ
携帯写真+詩
96
Copyright
吉岡ペペロ
2011-09-06 22:42:01