さびしい右手
はるな


傘も無く着る服もなく靴もなく さびしい右手と左手がであう

雨降りの日には出掛ける少しだけよそよそしい町で手を繋ぐ

あまりにも遠くて帰れない夢を手招きしているさびしい右手



短歌 さびしい右手 Copyright はるな 2011-09-01 08:16:10
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ちりぬるを