バカずを踏む
イオン

バカは場数を踏まないと直らない
本当のバカはずっと踏み続ける
バカには二つあるんだと
バカなことをしていたオレに
父は言っていた

オレは仕事バカの父に
バカは三つある
三つ目はバカを踏んでいることに
気が付かないほどバカなやつだと
言い返したが
父は無言だった

今は人の親になって
バカは四つあることに気が付いた
四つ目は親バカだ
父のバカは四つ目だったのかも


自由詩 バカずを踏む Copyright イオン 2011-08-21 22:33:40
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