あおぞらのむこう
朧月
私は私を
やり直したいとも思うし
捨ててやりたい
とも思う
どちらもできっこないから
安心して悲しめるんだ
君に甘える
そんな夢がみれるんだ
同じ空の下で
なにが起こったのか知っている
みてきいて
知ってはいる
わかるとは違う
そんな数々を踏みしめて
ゆく自分の道
捨てることもやり直しもない
私という個を
噛みしめながらゆく
同じ空の下
まただれかが泣いている
自由詩
あおぞらのむこう
Copyright
朧月
2011-08-14 12:38:17
縦